【出演】
川瀬和也(横浜市立大学国際教養学部准教授。専門はヘーゲル哲学、特に論理学。著書に『ヘーゲル哲学に学ぶ 考え抜く力』(光文社新書)など。)
朱 喜哲(ちゅ・ひちょる)(大阪大学社会技術共創研究センター招聘准教授。専門はネオプラグマティズムを中心とした英米哲学(史)。著書に『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』(太郎次郎社エディタス)など。)
昨年12月刊『ヘーゲル(再)入門』が発売後忽ち重版となり、話題を呼んでいます。
いまなぜ難しいとされるヘーゲルが読まれるのでしょうか。なぜこうした哲学の古典は読まれ続けるのでしょうか。
そこには、激動の中で、答えを急がず考え続けるために必要なものを人々が求めているからかもしれません。
いま注目すべき二人の哲学研究者が、さまざまな切り口から世界の複雑さに耐えるためのヒントを、縦横無尽に語り合っていきます。